ミズクラゲの飼育と実験を計画した生徒達3名は、研究テーマとしてミズクラゲの飼育に挑戦することを決め、飼育の仕方について三浦の江ノ島水族館に相談に行きました。そして、ミズクラゲの飼育担当の方のご厚意でポリプを分けてもらうことができました。
初年度は、ポリプを育てることで手いっぱいでしたが、ミズクラゲが我が子のようにかわいくなったそうです。
次の年度の後継者を探し、彼女たちはポリプを育てとうとうエフィラの発生を確認出来ました。 このほか、京都科学等の生物材料販売会社からも購入できるようです。
飼育の方法(詳細：作成中）を簡単に述べると、ポリプの時期は餌としてブラインシュリンプをひたすら与えてストロビラに成長させ、ある程度成長したら飼育温度を変化させるとすると横分裂をしエフィラが生じます。ポリプが大きく成長しているほどたくさんのエフィラが生まれます。エフィラの発生を確認した時は、動きもかわいらしく、生徒といっしょに本当に感激しました。我が子の様だと生徒も言ってました。しかし、残念ながら、苦労して生まれたエフィラは数日の内に消失してしまいました。餌のブラインシュリンプは、熱帯魚店等で販売されている乾燥卵を孵化させて、吹きつけるように与えます。
2年目に育てたストロビラ
２年目に生じたエフィラ（残念なことに短時間で消失してしまいましたが）
参考ページ
クラゲオンラインショップ
